映画でも行きたい気分だったので、ぴあを立ち読みしてなんかないかと探したら、もう一度映画館で観たいと思っていた「ゆれる」が16日まで1000円でやっているところをみつけたので、行ってきました。
シネカノン有楽町。 はじめて行ったけど、新しくてきれいな映画館です。 2度目なので今回は冷静に観ました。 ちょっとしたつっこみどころも発見しつつ。 兄ちゃん、渓谷ではしゃぎすぎ。 ずぼんのまま川にざぶざぶ入っていって、そのあとどうすんの?と心配になるが、そのあと、ずぼん、すぐ乾きすぎ。 等々。 しかし、兄ちゃん、というか香川照之が、やはり素晴らしい。 兄ちゃんがガソリンスタンドのお客にカッとなるシーンがたまらなくせつなくてすき。 ぴあを見ていてもうひとつ気になったのは、シネマアートン下北沢での大杉漣特集のオールナイト。 だいすきで、何回も観ている「アベック・モン・マリ」や、「ラマン」(フランス映画のほうじゃなくて、やまだないとが原作のほう)を上映するというので、行きたかったが、オールナイトで起きていられる自信が皆無だったのでやめておきました。 「ラマン」の主役の女の子はなんとも覇気のない子だったが、彼女を取り囲む3人の男たち(大杉漣含む)がかっこよかった。 主題歌がすごくよくて(五輪真弓の「少女」という曲を辻香織がカバー)、直後にCDを買って、一時期は「少女」ばかりを何度もリピートして聴いていた。 漣さん主演の「不貞の季節」というのももう一度観たいなー。 オールナイト上映の唯一の想い出は、何年か前にみうらじゅんプレゼンツの「シベ超ナイト」に行ったこと。 みうらじゅんと水野晴郎の写真をアホほど撮って、まだフィルムのカメラしか持っていない時代だったので、現像したら焼き増し?というほど同じような写真がわんさかあってげんなりした。 シベ超が2本と、高倉健主演の「新幹線大爆破」という映画の3本立てだっただろうか。 「新幹線大爆破」は、寝ててもいいかと思っていたけど、すごくひきこまれて、ドキドキしたのを覚えている。 爆破しちゃう、はやくはやく〜っ、たすけて〜!と夢中になった。 ミステリーとか、そういうものに無縁だったけど、ドキドキするのも悪くないなと思ったのでした。 そんな想い出です。
by ulalaca
| 2007-03-17 09:22
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