東京でも雪がちらついたというこんな日も、また散歩。 ちゃんと防寒して。
あまりなじみのない街を歩きたくなり、自由が丘に行ってみました。 まずは乗り換えの大井町のブックオフに吸い込まれるように入ってしまう(ブックオフをみつけると、素通りできない性分)。 かなり充実したお店でした。 100円本を3冊購入。 はじめて(?)乗る東急大井町線もいいかんじです。 自由が丘は数えるくらいしか来たことがありません。 5回とか、その程度。 はじめて来たのは10年ほど前、いっしょうけんめいフランスかぶれになろうとしていた現役オリーブ少女時代、ゲンズブールの映画を観に来たのでした。 もうあの映画館は、なくなったのですね。 いちばん最近ではたしか2年ほど前、自由が丘で働いていた友人にいろいろ案内してもらったのでした。 そのときの記憶をたよりにうろうろしてみる。 自分はそれほど方向音痴ではないと思っているが、この街はほんとうに右も左もわからない。 適当におしゃれ雑貨屋などをのぞく。 いったいどこに辻口シェフの店が? しだいに雨が降り始めたので、迷ったあげく無印で傘を買ったら、数分後には止んでいた。 やっとみつけた青山ブックセンターはそれほどぱっとせず、向かいのブックオフのおしゃれっぷりに驚く。 ブックオフ名物・やまびこ「いらっしゃいませ〜、こんにちは!!」が聞こえてこない。 店員たちの制服も、他とちがってシック。 しかも店内にカフェまで・・・ いちいちスタイリッシュです。 ここもけっこうな品揃えでしたが、とくに収穫なし。 それから学芸大学まで歩く。 なるべく線路沿いに歩きたかったけど、近づいては離れて、を何度も繰りかえし、途中環七沿いにまたブックオフをみつけて入り、やっと到着。 「流浪堂」という古本屋に行きたかったのです。 久しぶりでしたが、収穫なし。 わたしが住みたいのは、商店街が充実している街です。 大型スーパーがふたつくらいあって、お惣菜屋、パン屋、ファーストフード、安いごはん処、本屋、古本屋、レンタル、安さを競いあってるドラッグストア数件、そして公園。 この街はそれらすべてが揃っているようです。 あと図書館があれば最高です。 物件も見ましたが、やはりこの辺は高いようです。 住むことは、まあないと思いますが、学芸大学は、いい街ですね。 本日の収穫 ・長嶋有「猛スピードで母は」 そういえば持っていないので。 「夕子ちゃんの近道」をずっと探しているけどみつからない。 そろそろ出てもよさそうなのに・・・それ以外の長嶋さんの本は、すべてみつかるのだけど。 ・宮藤宮九郎 港カヲル「やぁ宮藤くん、宮藤くんじゃないか!」 暇つぶしに。 ・金井美恵子「おばさんのディスクール」 装丁がかわいかったので。 84年発行の初版本だが、状態もいいし、どこかで高く売れないだろうか。
by ulalaca
| 2007-01-20 22:40
| 散歩・喫茶
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