昨年まで住んでいた梅丘の、わたしがだいすきだったパン屋の跡地に、以前同じ本屋で働いていた人が子どもの本の店をオープンしたというので、さっそく行ってみました。
彼女とは、いつだったか、いっしょに昭和女子大学へ「女性のための開業講座」を受けにいったものの、たった2回の講習はあまり勉強になったという気がせず、そのあと行った居酒屋のマスターの開業講座(借金は何年で返済したとか、改装費はいくらだったとか、具体的な話)のほうがよっぽどためになったという思い出があります。 あれから2年もたたないうちに、わたしはいつまでも妄想しかしていないというのに、彼女はあっという間に、夢を叶えてしまいました! わたしがお店に着いたとき、ちょうど、彼女が子どもの頃からの知り合いだという、読みきかせをしている「おばちゃん」がいらっしゃいました。 彼女のお母さんも読みきかせをやっていたということですので、彼女が育った環境ではいつも絵本や児童書があったのでしょう。 わたしが残念ながら絵本好きの大人になれなかったのは、幼い頃、母に絵本を読んでもらった記憶がとくにないからでしょうか。 しばらくすると「おばちゃん」は帰り、わたしも歯医者の予約があるのであわただしく出て、終わってからまたお店をのぞくと、彼女は「配置がえ」の途中でした。 それからゆっくりお茶を飲みながら、「ぶっちゃけいくらかかったの?」とか、興味本意でいろいろ聞いてしまいました。 「経理とか、そういうのはどうしてんの?」 「うーん、まだやってない。」 そうなんだ・・・でもきっと、なんとかなるんだろうな。 棚とか、業者さんに全部たのむとすごい金額になったので、いくつかは自分たちで作ったそうですが、そのできばえに感動。 とてもかわいいお店でした。 手づくりの、ことりマークの入ったブックカバーを購入し、あわてて店を後にし、本多劇場にかけつけました。 塚本晋也演出の「哀しい予感」を観ました。 実日子はかわいかったです。 わたしの実日子のイメージそのものといったかんじの役でした。 「すいか」のときみたいな役は、わたしの実日子像ではないのです。 あの髪型にしたい・・・ 大昔、オリーブの実日子の切り抜きを持っていって、「この髪型にしてください」と言ったことがあったっけ。 もうひとりの目当ての人・加瀬亮は、ここしばらくずっと髪の毛が短い印象があったので、登場したときの髪の毛のふわふわぶりに驚く。 もうこんなに伸びたんだ! 主役のふたりは、ふたりともすごくスレンダーな体で、なんかお似合い・・・? このふたりが、ほんとにつきあったらいいのにな、と思うほど。 久しぶりに「笑いのない舞台」を観たので、緊張しました。 おなかが鳴ったり、咳が止まらなくなったらどうしよう、と。 なんとか無事に終了。 原作も久しぶりに読み返したけど、いいお話でした。 舞台はかなり忠実でした。
by ulalaca
| 2007-01-13 09:02
| 催しもの
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