川上弘美「ざらざら」
古本屋でみつけました。 こういう、さらっと読める短編がすきです。 南Q太「スクナヒコナ」4巻 これも、たぶん古本ですぐみつかるだろうと買わないでいたもの。 ブックオフで購入。 1巻はけっこうどたばたしたかんじだったけど、だんだんシリアスになっていって。 3巻のさいごのほうは何回読んでもちょっと泣けます。 南Q太のマンガのなかでは、かなりすきな作品となりました。 かわかみじゅんこ「少女ケニヤ」 かわかみさんのはじめての単行本がこのたび復刊されました。 かわかみ作品は「パリパリ伝説」から入って、かわかみさん自身にとても興味を持ったので、過去のものも読んでみたくなったのです。 この本に収録されているのはすべて女子高生が主人公の短編です。 どれもふわ〜っとした印象をうけました。 昔の安野モヨコにちょっと通じるようなかんじ。 柴崎コウは、このマンガのなかから芸名をもらったということです。 オノ・ナツメ「リストランテ・パラディーゾ」「ラ・クインタ・カメーラ〜5番目の部屋〜」 SWITCHのマンガ特集で取り上げられていた作家さん。 多くの書店でフェアっぽく陳列されていて、気になったので買ってみました。 オノさんという人はイタリアに留学していたことがあるそうで、どちらの作品も舞台はイタリアです。 「ラ・クインタ・カメーラ」のほうがデビュー作の復刊だそうで、絵のタッチがかなりキュートで、ひとコマずつイラストとして切り取りたくなるようなかんじ。 「リストランテ〜」は老眼鏡紳士好きにはたまらないでしょう・・・ どちらも登場人物のキャラが魅力的で、心あたたまるお話でした。 読書といってもマンガばっかり・・・
by ulalaca
| 2006-09-18 12:31
| 本とか
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