友人Kさんと下北で待ち合わせ。
Kさんは中学の同級生で、別々の高校へ行ってから同じ店でバイトするようになり、仲よくなった。 お互い高校ではともだちができなかったので、授業中に日頃のもんもんとしたきもちをノートの切れっぱしやプリントの裏に書きこんで、放課後落ち合い、バイトの前にセントラルパーク(という名の公園があった)でおやつを食べながら各自交換した手紙を読んでいた。 それによってわたしのどんよりとした高校時代はかなり救われたように思う。 その手紙のとくにおもしろかったものは今でもとってある。 卒業後ふたりとも上京して、さいしょの2年くらいは密に遊んでいたが、だんだんと会わなくなってきて、気がついたらKさんは小田原に引っ越していた。 だんなさんの実家に住むために。 その頃ようやくKさんも携帯を持ったので(3年くらい前)、なんとなく連絡は取り合うが会うのは年に2回くらい、地元で。 という関係。 Kさんと下北を歩くのなんて10年ぶりくらい。 当時すきだった、今でもある雑貨屋を見てもなにもときめかない。 歳とったんだねえと言い合う。 よく行ってた古着屋はなくなっていた。 しばらくだんなさんの実家で「嫁」をやってたKさん、このたび独立して、アパートに移ったので、買いたいものがいろいろあるという。 Kさんは食器棚。 わたしもちゃぶ台が見たいので、山本商店へ。 しかし、これっていうのはなかった。 他の店も見たけれど、いまいち。 下北はもういいや、ということになり、吉祥寺へ向かう。 井の頭線に乗り東松原が近づくと、「昔よく、次は〜、東国原〜、東国原〜、って言ったよねえ」「うちら、先どりすぎてたね」という思い出話に。 吉祥寺につき、ユザワヤに行って他もふらふらしたのち、休憩。 そのあとロフトやパルコに行って、それぞれがっつり生活雑貨を買う。 Kさん、「こんなにべらべらしゃべったのものすごい久しぶり」だそう。 彼女の新居の最寄り駅も小田急線なので、これからは若干近くなるから(と言っても遠いけど)、もっと頻繁に遊ぼうと言い合う。 お互い、ともだちの少なさは今も昔も変わらない。 貴重な友人よ。
by ulalaca
| 2008-02-16 22:06
| 散歩・喫茶
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