両国の江戸東京博物館でアラーキーの「東京人生」というのをやっているので行ってみました。
バスを浅草で下車。 さいきんこの界隈にはよく来るのですが、吾妻橋を渡るのははじめてです。 いしいしんじさんはこんなところに住んでいたんだな。 しばらく隅田川沿いを歩きます。 松本零士せんせいがデザインしたという(たしか)スペーシーな水上バスが通りすぎてゆきます。 ところでマッキーの盗作疑惑はどうなったのでしょう。 夢は時間を裏切らない? 時間もけして夢を裏切らない?? 隅田川沿いはホームレスの方々のおうちが軒をつらねているため、治安がいいとは言いがたい。 夜、歩いたら怖いかも・・・ てくてく歩いて両国に着きました。 はじめて見た国技館は、それほど感動もなく、むしろ両国駅に感動しました。 ちっちゃい上野駅ってかんじで。 江戸東京博物館のたてものはなんだか不思議でした。 構造が。 「東京人生」は、アラーキーの写真人生をたどった展示になっていました。 豪徳寺のとなり町に住んでいたころ、しょっちゅうアラーキー宅さがしをしたのですが、結局みつからなかったと、こころのソウルメイトに話したところ、「わたしもさがしたことあるけどすぐわかったよ。 表札も確認したもん。」と言われ。 以前、世田谷美術館で、アラーキーを含む世田谷にゆかりのある写真家の展示を見にいったのですが、そのときのアラーキーの写真がほとんど近所の風景で。 あ、これ梅丘。これ東松原。 こんなにアラーキーはこの辺をうろうろしているはずなのに、なぜ遭遇しなかったのだろう。 残念でなりません。 今日は一枚一枚、ていねいに写真を見ました。 帰りはまた浅草まで歩いて、「ペリカン」のパンを買おうと思ったらお休みでした。 ブックオフ浅草稲荷町店で「ニコニコ日記」のDVDボックスを買いました。 先週みつけたのですが、そのときは持ち合わせがなかったのです。 案の定、誰にも買われていなくてよかった。 毎日一話ずつ楽しみに見ようと思います。 そしてまたバスに乗って。 帰りのルートはアラーキーの生まれた町・三ノ輪を通りぬけて。 写真展では今から40年前の三ノ輪の風景もたくさんありました。 当時の面影はまったくないけれど、こんどこのあたりも散歩してみようかな。
by ulalaca
| 2006-11-03 21:09
| 散歩・喫茶
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